JIS Q 15001（PMS）プライバシーマーク

プライバシーマークとは、事業者が個人情報の取扱いを適切に行う体制等を整備していることを評価し、その証として“プライバシーマーク”の使用を認めるプライバシーマーク制度に基づいて、個人情報の取り扱いについて適切な保護措置を講じていることを示す認証マークのことです。

プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム－要求事項」に準拠した「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に基づいて、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価し、事業活動に関してプライバシーマークの付与を認定する制度です。

プライバシーマーク付与認定とは

プライバシーマーク付与認定とは、独立行政法人情報処理推進機構が定める基準に沿って、個人情報保護に関する適切な管理体制が整備されている企業に対して、プライバシーマークの付与を行うことです。

具体的には、企業は審査申請を行い、情報処理推進機構に対して適切な個人情報保護の取り組みが実施されていることを証明する資料を提出します。情報処理推進機構は、提出された資料を審査し、基準に合格した企業に対して、プライバシーマークの付与を行います。

プライバシーマーク付与認定を取得することで、企業は個人情報保護に関する適切な取り組みが認められ、消費者に対する信頼性を向上させることができます。また、プライバシーマークの付与は一定期間ごとに再審査が必要となるため、企業は運用の改善や情報漏洩対策などを継続的に行い、マークの維持に努める必要があります。

プライバシーマーク付与認定は、企業が個人情報保護に関する取り組みを実施し、信頼性の向上に取り組むことを促進する制度であり、消費者に対する情報の適切な提供やプライバシーの保護を推進するために大きな役割を果たしています。

プライバシーマーク取得のメリット

プライバシーマーク取得のメリットは以下の通りです。

1.信頼性の向上 プライバシーマークを取得することで、個人情報保護に対する適切な取り組みが認められ、消費者に対する信頼性が向上します。企業は、消費者に対して個人情報の取り扱いについて安心感を与えることができます。

2.法令遵守の証明 プライバシーマークは、個人情報の保護に関する法令を遵守していることを証明するものでもあります。企業は、法令遵守に対する取り組みが認められることで、法令遵守に関する信頼性を高めることができます。

3.新規顧客獲得の促進 プライバシーマークを取得している企業は、個人情報保護に対する取り組みが認められているため、新規顧客の獲得が促進されます。特に、個人情報を扱うサービスや商品を提供している企業にとっては、プライバシーマーク取得は大きなアピールポイントとなります。

4.情報漏洩リスクの軽減 プライバシーマーク取得には、情報漏洩対策が含まれています。企業は、プライバシーマーク取得に向けて情報漏洩対策を徹底的に実施することで、情報漏洩リスクを軽減することができます。

5.競合優位性の確保 プライバシーマークを取得している企業は、同じ業界内の競合他社に比べて優位性を持つことができます。個人情報保護に関する取り組みが認められた企業は、顧客からの信頼を得ることができ、業界内での競争優位性を確保することができます。

コンサルティングの特徴

プライバシーマークコンサルティングとは、個人情報保護マーク制度に基づく認定を取得するための支援サービスです。企業が個人情報を適切に保護し、取り扱いに関する法令・規範を遵守していることを証明するマークであり、取得することでお客様に対する信頼性が向上し、競争力の強化につながります。

プライバシーマークを取得するには、厳しい審査基準を満たす必要があります。弊社では、お客様のニーズに合わせたコンサルティングを提供し、マーク取得に向けた手続きや運用の改善、法令遵守のためのポリシー策定など、トータルな支援を行っています。

また、弊社のコンサルタントは、個人情報保護に関する法律や規範に精通しており、業界特有の問題にも迅速に対応できます。お客様のニーズに合わせた適切なアドバイスを提供し、スムーズなマーク取得をサポートします。

プライバシーマークを取得することで、お客様に対する信頼性を高め、企業価値を向上させることができます。是非、弊社のプライバシーマークコンサルティングをご活用いただき、お客様にとっても、社会にとってもプラスの価値を創造していきましょう。